2015年07月24日

千代田など「セラミック膜による随伴水処理」実証へ

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：千代田化工建設

国際石油開発帝石（INPEX）、千代田化工建設、メタウォーターの3社は24日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）が実施する、技術ソリューション事業「セラミック膜による随伴水処理技術の小規模実証試験」を受託し契約締結したと発表した。 受託3社は今後2018年1月末までの約2年半にわたり、メタウォーターのセラミック膜ろ過システムを使ってINPEX八橋油田（秋田県）の随伴水を処理する技術の実証試験を行う。 このセラミック膜を用いた随伴水処理技術が確立されれば、原油生産における経済性の向上、油田の延命化並びに環境負荷軽減につながることが期待できる。 【国内実証の概要】 ◇件名：JOGMEC 平成27-29年度技術ソリューション事業「セラミック膜による随伴水処理技術の小規模実証試験」 ◇実施期間：契約締結日～平成30（2018）年1月31日 ◇実施内容：油田からの随伴水をメタウォーターのセラミック膜ろ過システムで処理する小規模実証試験 ◇実施場所： INPEX 東日本鉱業所 秋田鉱場 外旭川プラント内及び隣接地（秋田県） ◇使用する水：INPEX が操業する秋田県八橋油田の随伴水 ◇処理水性状： 秋田県における河川放流基準を満たす ◇装置能力： 随伴水処理能力 日量150キロリットル ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1437723440.pdf