2015年07月28日
特許庁、ラテンアメリカ5カ国の研修実施
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

経済産業省・特許庁は27日、ラテンアメリカ5カ国(チリ、ペルー、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン)から研修生を招へいし、特許審査官を対象にした研修、特許審査コースを初めて実施したと発表した。

特定の技術分野の特許審査を対象にした研修プログラムで14名が参加し、7月11日から24日にかけて、日本からの出願件数が多い情報通信技術分野に関する研修を実施した。

研修生たちは、審査実務や「高度産業財産ネットワーク(AIPN)」を用いた特許情報検索の演習を行ったほか、各参加国における特許審査実務の違いについてディスカションした。また、特許庁の審査室を見学し、情報通信技術分野の審査官と審査実務や審査基準について意見交換した。さらに各企業がどのように知財管理を行っているかを学ぶため、企業訪問も行なった。