2015年07月28日

カネカ、太陽電池セルで世界最高 変換効率24.5％達成

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：カネカ

カネカは28日、6インチ角と大面積ヘテロ接合結晶シリコン太陽電池セルで、変換効率世界最高水準の24.52％を達成したと発表した。第三者機関であるドイツ・フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所から認証を得た。 高品質アモルファスシリコンを用いた結晶シリコン基板の表面欠陥低減技術に、IMEC（本社：ベルギー）との共同研究成果を一部加え、独自の銅めっき法による電極形成技術を活用して開発した。 結晶シリコン太陽電池分野で主流となっている6インチ角セルで世界最高水準の変換効率が得られたことは、発電コストの低減に寄与するとしている。