2015年07月30日 |
6月の化学・プラ製品生産指数 2カ月ぶり回復 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した6月の鉱工業指数速報(2010年=100、季節調整済)によると、生産は前年比0.8%上昇の98.0と2カ月ぶりに回復した。出荷は0.3%上昇の96.3、在庫は1.3%増加の114.4、在庫率は1.6%低下の113.5だった。 製造工業生産予測調査によると、7月、8月とも上昇を予測している。 同省は「生産は一進一退で推移している」とする基調判断を据え置いた。 生産が上昇した業種は、上昇率の高い順に輸送機械工業、化学工業、プラスチック製造工業、情報通信工業、汎用機械工業、金属製品工業など15業種中9業種。低下したのは電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、電気機械工業など6業種だった。 化学工業(除、医薬品)は生産が前月比2.8%上昇の91.9、出荷2.6%上昇の92.1、在庫2.4%低下の102.4、在庫率5.3%低下の110.0だった。生産、出荷とも2カ月ぶりの上昇となった。 プラスチック製品工業は生産が前年比3.6%上昇の95.4、出荷2.6%上昇の93.9、在庫1.0%低下の106.8、在庫率6.1%低下の109.9だった。生産、出荷とも2カ月ぶりのプラスだった。 |