2015年08月03日 |
東ソー、南陽・四日市でジルコニア設備増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは3日、南陽事業所(山口県)と四日市事業所(三重県)で、相次ぎジルコニア粉末製造設備の能力増強を実施すると発表した。投資額約39億円で、合わせて約30%の能力増強を行う。生産開始は南陽事業所が2016年3月、四日市事業所は2017年4月の予定。 ジルコニアとはジルコニウム酸化鉄のことで、ファイン・セラミックスの一種。同社のジルコニア粉末はイットリア安定化ジルコニアというタイプで「高強度・高靱性」など品質に優れ、圧倒的な世界シェアを有する。 用途としては、光ファイバーの接続部品や電子部品、歯科材料や装飾品など。最近は透光感グレードや各種カラーグレードがファッション性の高い装飾品分野で人気を集め、販売好調だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1438566810.pdf |