2015年08月18日
クラレノリタケ、歯科用過敏抑制材料 新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレノリタケデンタル

歯科材料メーカーのクラレノリタケデンタル(本社:東京都千代田区、有川清之社長)は17日、使いやすさを追求した、歯科用知覚過敏抑制材料「ティースメイトAPペースト」を開発、8月21日から新発売すると発表した。

従来品の「ティースメイト ディセンシタイザー」と同様、リン酸カルシウムを主成分としており、露出した歯の象牙質に塗って水に流すと、成分が歯の主成分と同じハイドロキシアパタイトへと転化し、痛みの原因となる象牙細管を封鎖して知覚過敏症の痛みを抑制する。

チューブから出してそのまま使えるペーストタイプ。患部をエアーで乾燥させる必要がなく、施術後は水で流すだけでよい。このため作業性に優れる。患者もすぐに効果を実感できる、などの特長がある。
初年度売上高1億円を目指す。