2000年10月10日 |
コスモ石油、原油処理能力を5万バーレル削減へ |
堺精油所で3万トン、坂出精油所で2万トン |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:コスモ石油 |
コスモ石油は10日、2001年4月より原油処理能力を堺精油所で日産3万バーレル、坂出精油所で2万バーレルの合計5万バーレル削減する、と発表した。 同社は経営合理化の一貫として効率的な精油所運営の検討を進めてきたが、原油処理能力を削減・適正化を図り、さらに諸経費の削減を実施する。 コスト削減効果としては、保全・修繕費および精製変動費などで、年間約5億円を見込む。またこれにより、同社4精油所全体での稼働率は、需要動向にもよるが、75~80%から80~90%に向上する見込み。 <参考> コスモ石油の精油所と原油処理能力(単位:BD=バーレル/日) 製油所名 現状 削減後 増減 (2001年4月以降) 千葉精油所 240,000BD 240,000BD - 四日市精油所 155,000BD 155,000BD - 堺精油所 110,000BD 80,000BD ▲30,000BD 坂出精油所 140,000BD 120,000BD ▲20,000BD 合計 645,000BD 595,000BD ▲50,000BD |