2015年08月24日 |
田辺三菱「レミケード」で腸管など3病追加取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は24日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)について、既存治療で効果不十分な腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病、血管型ベーチェット病の効能・効果を追加する製造販売承認を取得したと発表した。 ベーチェット病は、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、皮膚症状、眼のぶどう膜炎、外陰部潰瘍を主症状とし、急性炎症性発作を繰り返すことを特徴とする全身性の炎症疾患。これら主症状以外にも腸管や神経、血管に病変が現れる3病型のベーチェット病に対する有効な治療薬が求められていた。 |