2015年08月25日
経産省、ベトナムと二国間クレジットで兼松など採択
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は25日、ベトナムと二国間クレジット(JCM)構築で、事業計画を提出していた兼松とエネルギー・コンサルタント会社である日本エヌユーエス(本社:東京都新宿区、岸本幸雄社長)両社のプロジェクト採択を決めたと発表した。応募のあった5件の中から選んだ。

計画によると、両社はベトナム・カマウ省で木質チップ等の生産性向上および高品質化を図り、その木質チップを製造するために計画されている森林伐採を最小化するためのプロジェクト実現可能性を調査する。

JCMとは、日本の途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム等の普及を通じて日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標達成に活用するという取り組みのことで、わが国はこれまでにモンゴル、バングラデシュ、インドネシア、カンボジア、ケニア、サウジアラビアなど14カ国と二国間プロジェクトを構築している。