2015年08月26日
特許庁、シンガポール知財庁と審査能力向上合意
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

経済産業省・特許庁は26日、シンガポール知財庁(IPOS)との間で、官民連携型の審査能力向上プログラムを開始することで合意したと発表した。

これに伴い、今年9月からIPOSは、アセアンの知財庁として初めてISA(国際調査機関)・IPEA(国際予備審査機関)として本格稼働を開始することになった。現在稼働しているISA及びIPEAは、日本、米国、カナダ、中国、韓国、北欧特許庁など18機関で、今回のシンガポールを加え19機関になる。

今回合意したプログラムは、わが国特許庁及びユーザーが連携して、IPOSのISA・IPEAとしての審査能力向上に協力するもので、今秋以降に特許庁は特許審査官をIPOSに派遣する。