2015年08月27日
三菱商事、インドの農薬販売に本格参入、JV設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱商事

三菱商事は27日、急成長するインドの農薬販売事業に参入すると発表した。インド最大手の肥料会社インディアン・ファーマーズ・ファーティライザー(IFFCO)と月内にも合弁会社を設立する。
新会社は社名「IFFCO-MC コープ サイエンス」。資本金は数億円で出資比率はIFFCO51%、三菱商事49%。
10月から除草剤・殺虫剤・殺菌剤などの販売を開始する。

IFFCOは傘下の農協組織を通じてインド全土に販売網を持ち、大きなブランド力を構築している。

農業国のインドは2014年の農薬市場規模が約2500億円と世界市場の約5%を占める。今後も堅調な伸びが予想され、2017年には3500億円に拡大する見込み。

三菱商事は新会社を通じてインド製農薬の欧米向け市場拡大を図る。