2015年09月01日
新化技協、講演会「黄リン資源を考える」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、「化学・電機産業に不可欠な黄リン資源を考える」をテーマにした資源代替材料分科会講演会を9月9日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。講演終了後に懇親会。

大竹久夫・早稲田大学リンアトラス研究所客員教授が「Pイノベーション―高純度リン素材の生産力革新とリン循環産業の創造」、國定眞司・三國製薬工業社長が「黄リン誘導品の製造業への適用」、津下修・神戸製鋼所エンジニアリング事業部門技師長が「黄燐製造プロセスの概要と課題」をテーマに、それぞれ講演する。

大竹氏は、「リンのない日本」が持続的な食料生産と食の安全を守り豊かな環境を将来の世代へ継承するために取り組むべき課題について講演する。國定氏は、全量を輸入に依存しているわが国において、新技術を駆使したリン資源サイクルの必要性を語る。津下氏は、現行の黄燐製造プロセスや新しい黄燐製造技術などについて紹介・解説する。

参加費は、会員が無料、一般が1万円。
参加申し込み締め切りは9月7日(先着順)

問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)