2015年09月04日 |
三菱ガス化学、カリブ海メタノール計画着手 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学、三菱重工業、三菱商事 |
三菱ガス化学、三菱商事、三菱重工業の3社は3日、トリニダード・トバコで計画しているメタノール大型プロジェクトに着手すると発表した。国際協力銀行及び三菱東京UFJ銀行と融資契約を締結した。 トリニダード・トバコはカリブ海に位置し石油・天然ガスが豊富。三菱ガス化学などは同国政府や現地の有力企業と提携し、メタノール年産100万トン、ジメチルエーテル同2万トン設備を建設、運営展開する。 総投資額は990百万米ドル。プラント完成2018年12月、運転開始19年3月の予定。 日本側3社は同事業展開のためすでに2013年3月、同国の国営ガス会社であるNational Gas Company(NGC)及び同国企業のMassy社と共同出資会社「Carbbean Chemical Limited」を設立済み。資本金297百万米ドルで、出資比率は三菱ガス化学と三菱商事各26.25%、三菱重工17.5%、MGC20.0%、Massy10.0%。 メタノールは現地の天然ガスを原料に生産し世界各国向けに販売する。 三菱重工はEPC契約に基づきプラントの設計から建設までを担当する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1441345206.pdf |