2000年10月06日 |
台湾の4QCPL価格、3Qとステイで打ち出し |
スポット市場も、市況立て直し進められる |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:宇部興産、住友化学 |
商社筋によると、CPL(カプロラクタム)の4Q台湾国内価格は、3Qとステイであるトン1,400ドルでCPDCなどがアナウンスを開始した。 CPLのアジア価格は、スポット市場を中心に軟化が進んでおり、現在はCFR・トン1,300ドルを割り込む水準となっている。こうしたことから宇部興産、住友化学など日本メーカーを中心に市況の立て直しが進められてきており、台湾においても国内価格が4Qはステイでのアナウンスとなったもの。 日本メーカー筋では、需要面でも、遅れているテキスタイル向けに引き合いが戻りつつあり、原料の高騰もあって市況も上昇に転じることが期待されている。 |