2015年09月16日 |
農水省、新たな産学連携構築へ中間報告 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は16日、農林水産・食品分野に異分野の知識や技術を導入し、革新的な技術シーズを生み出す新たな産学連携構築を目指す「知の集積と活用の場の構築に向けた検討会」の中間とりまとめを公表した。 ■中間とりまとめの主な内容 (1)「知」の集積と活用の場のコンセプト・目指すべき姿=農林水産・食品分野と異分野との連携を図り、革新的な技術シーズを生み出すとともに、それらの技術シーズを事業化・商品化に導くため、新たな産学連携の仕組みとして「知」の集積と活用の場を創出するにあたっての基本的な考え方と目指すべき姿を示す (2)「知」の集積と活用の場の具体的なあり方=「知」の集積と活用の場には、求められる5つの機能(ハブ機能、マーケット創出機能、事業支援機能、情報発信機能、人材育成機能)があり、「知」の集積と活用の場が機能する仕組みとして、産学連携協議会(仮称)、研究開発プラットフォーム、研究開発プロジェクト(コンソーシアム)の3層構造で構築するといった全体構造や体制・運営についての仕組みをつくる (3)「知」の集積と活用の場に)関する施策の展開方向=「知」の集積と活用の場の設置及び活動の推進や場で行われる今後の研究支援のあり方を示す 農水省では、これら中間とりまとめを広く周知するため、10月にシンポジウムを開催し、11月以降に試行・実証などを進めていく予定である。 |