2015年09月17日
8月のPS生産、2カ月連続前年比プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は17日、8月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は6万1094トン、前年同月比14%増と2カ月連続のプラスとなった。

国内出荷は4万6352トンで前年並み。8月は夏季休暇シーズンのため、例年、生産、出荷とも前月を大きく下回る。
前年同月比で見ると、包装用を除く全ての用途でプラスとなった。
輸出は前月比、前年同月比ともマイナス。輸入も減少傾向が続き7月は1.5千トンだった。

一方、SMは、生産が19万8730トン、同7%減だが、日本オキシラン(年産41.2千トン)の撤退によるもので、稼働プラントで見ると、平均稼働率は高い水準を維持していることになる。

国内出荷は12万9540トン、同14%増で今年最高の出荷水準となった。輸出は16%減で日本オキシランの停止により6月以降前年同月比大幅マイナスが続いている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1442453985.pdf