2015年09月18日
JST、医療分野の「JST発 新技術説明会」9日開催
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は、“学から産へ”とうたった「JST発・技術説明会」を分野別に10月9日(医療)、13日(材料・エネルギー)、30日(情報・機械・電子デバイス)の3回に分けて実施する。
JSTの研究開発支援プログラムである「A-STEP」から生まれた技術シーズを、新しいイノベーションにつなげようという企画。2013~14年度に採択した約1500件の研究課題の中から“選りすぐり”の技術シーズを紹介する。

このうち「医療分野」説明会は10月9日9時45分から東京・市ヶ谷のJST東京本部別館で開催される。
プログラムは「細胞内分解性ポリロタキサンを基盤としたニューマンピック病C型治療薬の開発」(田村篤志・東京医科歯科大学助教授)、「シャーガス病治療薬候補物質、新規キノン誘導体の既存薬との併用効果」(島田淳子・群馬大学大学院教授)、「糖鎖固定化蛍光性ナノ粒子を用いた抗糖鎖抗体の検出技術」(岩尾雅広・鹿児島大学大学院助教授)、「うがい液からの口腔癌および発癌ハイリスク群の非侵襲的検出法」(濱田倫史・鹿児島大学助教授)、「血清Galectin-3を標的にした早産の予測・診断法の開発」(宮内睦美・広島大学大学院准教授)、
「抗菌カスタムメイドインプラントを用いた個別化医療の実現」など発表11件。

参加費は無料。
問い合わせ先はJST産学連携展開部(TEL:03-5214-7519)