2015年09月24日
田辺三菱、メディミューンと抗体薬複合体で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は24日、連結子会社であるタナベ リサーチ ラボラトリーズアメリカ(本社・米国サンディエゴ、TRL)、アストラゼネカ(本社・英国ロンドン)のグローバルバイオ医薬品研究開発部門であるメディミューンは、TRLの有する特異的がん抗体技術とメディミューンの有する抗がん剤ピロロベンゾジアゼピン(PBD)を用いた抗体薬物複合体(ADCs)に関する共同研究及びライセンス契約を締結したと発表した。

今回の契約により、TRLは複数のがん研究プログラムにおいて、独占的にメディミューンの技術を用いたADCsの臨床開発、製造・販売の全世界における権利を有することになる。また、田辺三菱は、メディミューンに対し契約一時金並びに、研究・開発の進捗に応じて、段階的にマイルストーンを支払う。さらに、全世界での売上高に応じて1桁台のロイヤリティを支払う可能性がある。