2015年09月25日 |
農水省「農業・食品産業技術 研究発表会」開催 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は、農林水産と食品産業に関する27年度の研究成果発表会を10月13日10時30分から東京・文京区の東京大学弥生講堂で開催する。参加費は無料。定員270人。 同省では農林水産分野の研究を基礎研究から実用化研究まで継ぎ目なく支援していこうと、25年度から「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」をスタート。今回は同事業の26年度終了課題(80課題)の中から18課題の研究成果を紹介する。 基調講演は、食総研の亀山真由美研究領域長が「食品のプロファイル解析プラットフォーム」をテーマに行う。 <発表プログラム>(敬称略) 「イネの低温鈍感力強化による新たな耐冷性育種法の開発」(農業・食品産業技術総合研究所・佐藤裕) 「バイオマス増大に向けたイネ次世代育種法の開発と利用」(農業生物資源研究所・山本敏央) 「新規作物をデザインするための汎用的変異導入システムの開発」(農業生物資源研究所・雑賀啓明) 「ひとめぼれゲノム資源を活用した重要遺伝子同定と実用品種育成」(岩手生物工学研究センター・寺内良平) 「植物の水利用効率に関わるストレス感知機構解明と分子育種への応用」(理化学研究所・篠崎一雄) 「微生物を利用した農耕地からの一酸化二窒素ガス発生削減技術の開発」(東京大学・妹尾啓史) 「病原糸状菌の分泌戦略を標的とする作物保護技術基盤開発」(京都大学・高野嘉孝) 「チョウ目昆虫における性操作技術の開発」(東京大学・勝間進) 「人獣共通感染症の機構解明と防除のための基盤技術の開発」(東京大学・河原正浩) 「認識配列を変換するDNAメチル化系によるエピゲノム育種」(東京大学・小林一三) 「トラフグにおける低コスト優良品種作出システムの構築」(水産総合研究センター・吉浦康寿) 「アミノ酸シグナルを利用した高品質食資源の開発技術の確立」(東京大学・高橋紳一郎) 「脂質バランス栄養食品を創出する新規オメガ3脂肪酸素材の開発」(京都大学・小川順) 「腸管免疫を制御する分子としての食餌性脂質ヒエラルキーの解明」(東京大学・國澤純) 「抗肥満、血糖降下作用を有する柑橘成分ノミリンの応用展開」(東京大学・佐藤降一郎) 「硫黄化合物の生理機能を利用したシステイン関連物質の発酵生産」(奈良先端科学技術大学・大津巌生) 「プロアントシアニジンのライブラリー構築とその食機能性の解明」(大阪電気通信大学・齊藤安貴子) 「作物における有用サポニン産生制御技術の開発」(大阪大学・村中俊哉) 問い合わせ先は、農林水産会議事務局産学連携室(TEL:03-6744-7044) |