2015年09月25日
カネカ、PTAバルーンカテーテル、米国で承認取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは25日、テルモ(本社:東京都渋谷区、新宅祐太郎社長)と共同開発した末梢血管用PTAバルーンカテーテルの販売承認を米国で取得したと発表した。

カネカは自社技術でバルーン(風船)部を細径化し、より優れた病変通過性能を実現した。
バルーン径3.0ミリ~12.0ミリ、バルーン長20ミリ~200ミリ、合計108サイズをラインアップした。

テルモとは初の共同開発製品となる。カネカ100%出資のカネカメディックス(本社:大阪市、井口明彦社長)を通じて10月からテルモに供給開始する。

従来の薬物治療や外科手術に加えてPTAバルーンカテーテルやステントを用いた血管内治療は、患者のからだへの負担が少ないことから、今後世界的に広がると見られている。