2015年09月28日 |
帝人ファーマ、医薬ベンチャーと創薬共同研究 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマ(本社:東京都千代田区、宇野洋社長)は28日、医薬品候補物質の研究開発を手掛けるバイオベンチャーのペプチドリーム(本社:東京都目黒区、窪田規一社長)との間で、革新的医薬品の創製に向けて特殊環状ペプチドの創薬に関する共同研究開発契約を締結したと発表した。 現在、創薬研究では、低分子医薬品と高分子医薬品(抗体医薬品など)の創薬が中心となっているが、創薬標的(疾患原因と関連する分子)が枯渇しつつあり、研究開発の効率低下が大きな課題となっている。 今回提携契約した、ペプチドリーム社は独自の創薬開発プラットフォームシステムを持ち、特殊環状ペプチドの医薬品化に向けた創薬研究を行っている。 特殊環状ペプチドは、低分子医薬品と高分子医薬品のメリットを併せ持ち、従来の低分子医薬品では制御が困難だった様々な創薬標的に適用できると期待されている。 |