2015年10月01日 |
8月石油統計 燃料油生産、5カ月連続プラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が30日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,722万Klで、前年同月比104.3%と2カ月連続して前年を上回った。生産、販売は5カ月連続の前年同月比プラスだった。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 592万kl(前年同月比122.6%) (2)アラブ首長国連邦 429万kl(同95.1%) (3)カタール 177万kl(同84.6%) (4)ロシア 120万kl(同129.5%) (5)クウェート 94万kl(同77.9%) だった。 同月の中東依存度は82.1%で前年同月比5.6ポイント減と2カ月連続して前年を下回った。 燃料油の生産は1,583万kl、前年同月比105.9%と5カ月連続の前年比増となった。 国内販売は1476万klで前年同月比103.1%と5カ月連続して前年を上回った。 油種別に見ると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油および軽油は前年を上回ったがA重油およびB・C重油は下回った。 <8月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,895,207 ・生産 1,557,519(106.6) ・輸入 2,307,708(102.0) ・販売 3,805,212(106.4) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,867,475(118.4) |