2015年10月01日 |
クラレ、西条で光学用ポバールフィルム増設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは1日、西条事業所(愛媛県西条市)でLCD(液晶ディスプレイ)の基幹部材である偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を増強すると発表した。 生産能力を現有年産2億1200万m2から2000万m2増の同2億3200万m2に拡大する。 稼働開始は2017年初の予定。 同社は、LCD市場の拡大に伴い、基幹部材である偏光フィルム用にポバールフィルムの需要も拡大基調にあることから、安定供給維持のため、生産設備の増強を決めた。新系列では、このところの薄膜化ニーズに対応するため、厚さ45μm以下のフィルムを安定的に生産していく方針だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1443668187.pdf |