2015年10月02日
田辺三菱、米社から抗NGF抗体の開発・販売権取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は2日、米国リジェネロン社(本社:ニューヨーク)との間で、抗NGF抗体「ファシヌマブ」(開発コード:REGN475)に関する協業契約を締結し、日本、韓国、中国を除くアジアでの同剤の独占的開発・販売権を取得したと発表した。

ファシヌマブは、疼痛発生時に発生するNGFと結合し、NGFの作用を阻害することで疼痛を緩和させる抗体。
田辺三菱は今後、変形性関節症、慢性腰痛を適応症として国内で開発を進める。
同社は今後、リジェネロン社に対して契約一時金等として5500万ドルを支払う。また、同剤上市までに開発マイルストンと開発一時金として最大1億7000万ドルを支払う。