2015年10月05日 | |
三菱化学の植物工場、神奈川県「ME-BYO」ブランド認定 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
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三菱化学は5日、同社の完全人工光型植物工場システムが、神奈川県の“未病産業”創出に向けた新しいブランド「ME-BYO BRAND」認定を受けたと発表した。 「ME(ミ)-BYO(ビョウ)」とは、高齢化社会の到来に備えて「最先端医療の追求」と「未病を治す」という2つの概念を融合して、新たな市場創出を目指すという神奈川県独自発想による取り組み。2014年6月、特許庁に商標登録するとともにブランド化して企業に実施権を許諾。関連商品、サービスを県の広報紙やパンフレットなどに表示し、PR活動を展開していく方針だ。 三菱化学は今回、完全人工光型植物工場システムが有する高い技術力と効率的な生産性が評価され「ME-BYO」ブランドを取得した。同社は神奈川県小田原市の事業所内に建設中だった植物工場「Plant Plant」がこのほど竣工し、栽培した新鮮なベビーリーフを県下のスーパー、百貨店などを通じて販売開始した。 LED照明の光で植物の光合成を促す仕組み。温度・湿度・養分などの生育環境を常に最適状態に保つため、年間を通じて同じ品質の野菜が土や農薬を使わずに栽培できる。同社では「洗わなくても食べられる、安全・安心な野菜をお届けします」(広報・IR室)と言っている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1444014541.pdf |