小林善光会長

日本化学工業協会の小林善光会長（三菱ケミカルホールディングス会長）は6日、環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）が閣僚会合で大筋合意したことについて、「化学産業にとっても、化学品の関税引き下げ・撤廃等に伴う原料コストの低減及び化学製品の輸出増加が期待でき、国内が他産業の活性化による波及効果も見込まれる」とし、歓迎の意を表明した。

また、「TPP協定の今後の円滑で速やかな発効と合わせて、EUをはじめとする他の経済連携協定についても、合意に向け更に交渉を加速するよう強く願っている」とコメントした。

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