2015年10月07日
東レ、機能性と質感のユニフォーム素材開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レは7日、同社の特殊な断面形状を持つ高機能ポリエステル短繊維「ペンタスα」を使用し、合成繊維の機能性と天然繊維の質感を備えたユニフォーム用新素材「ペンタス UF」を開発、近く販売開始すると発表した。

今回は、春夏シーズンのワーキングユニフォーム向けに、高いUVカット性や遮熱性、防透性、吸水速乾性などを備えた素材を開発した。販売計画は、初年度1億5000万円、2020年度には15億円の売り上げを見込む。

同社の調査によると、屋外業務を行うワーカーの45%以上が紫外線対策への影向を持っていることが分かった。また女性や高齢者の活躍の場が広がっており、オフィスユニフォームには機能性とともに高い質感が求められていることも分かった。同社は今後も、高機能な先端素材をベースにより快適なユニフォーム素材の開発につとめる。