2015年10月08日
BASF、中国で油性剤、ワックスの生産能力拡大
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは8日、アジア太平洋地域のパーソナルケア製品の需要増大に対応するため、中国・上海の金山地区にある拠点に新たな工場を建設し、油性剤とワックスの生産能力を拡大すると発表した。

新工場はアジア太平洋地域におけるBASF最大規模の研究拠点、BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(上海)の近くに位置する。これによりアジア各地のニーズに適合したパーソナルケア製品の開発が研究拠点と連携して実施できるようになる。

金山の生産拠点ではワックスエステル、乳化剤、界面活性剤など、さまざまなパーソナルケア関連製品を製造している。この中にはパーム油など天然原料由来の製品もある。RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証と呼ばれる、環境への影響に配慮したパーム油の国際的な認証も受けている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1444277320.pdf