2015年10月09日 |
アステラス、米社と次世代型ワクチン独占契約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は9日、米国Immunomic Therapeutics Inc.(本社:米国ペンシルベニア州)と、あらゆるアレルギー疾患を対象としたLAMP-VAX製品について、全世界における独占的なライセンス契約を締結したと発表した。 LAMP-VAX技術は、DNAワクチンの治療効果を高め、プラスミドDNAにコードされるアレルギンの種類を変えることにより、幅広いアレルギー疾患に対応できる創薬プラットフォームとして期待されている。 アステラス製薬は今年1月、Immunomic Therapeutics社と、同社が創製し、スギ花粉症を対象疾患として開発している治療ワクチン(ASP4070)について、独占的な開発及び商業化のライセンス契約を締結。現在、同剤の第1相試験に入っている。 今回の新たな契約でアステラス製薬は、あらゆるアレルギー疾患の治療、予防を適応症としたLAMP-VAX技術を用いた製品について、全世界における研究、開発、製造及び商品化の独占的な権利を取得したことになる。 |