2015年10月13日 | |
石化協、“安全徹底”へ 保安推進会議 | |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
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石油化学工業協会は、9日に東京都港区の三会堂ビルの石垣記念ホールで、第33回保安推進会議を開催し、工場で運転管理や保安管理にあたっている第一線現場責任者から、安全への取り組みや心構えなどを聞いた。 保安管理で発表したのは、木村真(昭和電工)と喜田好宜(東燃化学)の両氏、運転管理で山下純氏(宇部興産)、設備管理では上向井隆作(NSスチレンモノマー)、久冨政博(トクヤマ)の両氏が、いずれも実例をあげて安全対策にどのように取り組んでいるかを報告した。 また、JR東日本研究開発センター副所長の楠神健氏が「安全に関する人の力をいかに高めるか」をテーマに特別講演した。楠神氏は、ヒューマンエラーで発生した事故例を紹介するとともに、人の力が低下するメカニズムを分析、さらに安全文化を根付かせるポイントなどを紹介した。 この後、第7回保安表彰式を行い、地道な保安活動に精勤し、優秀な成績をあげた15社15人に浅野敏雄会長(旭化成社長)から表彰状を手渡した。 会場では200人を超える各社の保安責任者が熱心に聴講し“安全対策の徹底”を誓っていた。 |