2015年10月13日 |
新化技協、「超常識の新規創電技術」講演会 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:新化学技術推進協会 |
新化学技術推進協会は、「超常識の新規創電技術」をテーマにしたエネルギー分科会講演会を10月23日14時に東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。参加費は、会員が無料、一般が1万円。 講演会では、宗藤伸治・九州大学工学研究院材料工学部門准教授が「未利用廃熱回収を可能とする温度差を必要としない発電材料」、星野毅・日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門六ヶ所核融合研究所増殖機能材料開発グループ研究副主幹が「ゼロ・エミッションを目指した発電する海水からの革新的リチウム資源回収」をテーマに、それぞれ講演する。 宗藤氏は、真性半導体部分において、バンドギャップが小さくなるBa8AuxSi46-xクラスレート結晶の組成傾斜材料をチョクラルスキー法にて作製し、温度差を必要としない新発電材料の作製について講演する。星野氏は、セラミックスイオン伝導体による、海水からリチウムを選択的に分離回収する技術を紹介するとともに、リチウム分離過程では電気も発生するため、ゼロ・エミッションな資源回収も見通せる世界初のリチウム回収技術について解説する。 講演会終了後に懇親会(参加費は無料)。 問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880) |