2015年10月13日 |
富山化学、トルコ企業に抗リウマチ薬ライセンス |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富山化学 |
富山化学工業(本社:東京都新宿区、菅田益司社長)は13日、トルコに本社を置く医薬品メーカーTR-Pharmと、富山化学が創製した抗リウマチ薬「イグラチモド」のライセンス契約を締結したと発表した。 同剤はエーザイと共同開発し、2012年に国内で製造販売承認を取得し、9月から販売開始した抗リウマチ薬で、関節リウマチ患者を対象とした標準治療薬メトトレキサート(MTX)との併用試験で有効性が確認された経口剤。 ライセンス先のTR-Pharmは、ロシアの有力製薬企業であるR-Pharmの関連会社で、トルコ・中東・北アフリカ地域における製造・開発拠点として2013年イスタンブールに設立された。資本金3000万ユーロ。主にがん、炎症、感染症などを事業領域としている。現在、10以上の新薬を開発中という。 |