2015年10月13日 |
経産省「分離膜脱水システム」グレーゾーン解消 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は13日、「分離膜を使った脱水システムの高圧ガス保安法上の取り扱い」について企業から照会があり、検討した結果明確になったと発表した。産業競争力強化法に基づく「グレーゾーン解消制度」活用となる。 企業からは、分離膜を用いた脱水システムを使用して溶媒と水を分離した場合の高圧ガス保安法上の取り扱いについて照会があった。 同省で検討した結果、同システムは(1)高圧ガス保安法で適用除外として定められている「高圧ボイラー」には該当しない、(2)処理能力は「バッチ処理釜」として、一定の圧力計算手法を用い計算するーとの点を確認した。 これにより、分離膜を採用した脱水システムの設計および販売に関する手続きが明確となった。今後よりコンパクトな脱水システムの提供が可能となり電子材料、高機能性樹脂など幅広い市場の活性化が期待できるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151013001/20151013001.pdf |