2015年10月16日
塩野義製薬、ケニアで母子支援活動 展開
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は、日本とアフリカ・ケニアのお母さんの健康を応援するプロジェクト「Mother to Mother」を開始した。

ケニアの妊産婦死亡率は10万人当たり400人(日本:6人、世界平均:210人)、5歳未満で死亡する子どもの数も、1000人当たり71人(日本:3人、世界平均:46人)と多い。早期対策と支援が求められている。

塩野義製薬は、「Mother to Mother」活動を通じて、総合ビタミン剤「ポポンS」シリーズの売り上げの一部と全社員からの寄付をもとに、ケニア・ナロク県の妊産婦・新生児・乳幼児の健康につながるよう、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの協力も得て活動展開する。

初年度寄付金額は2000万円。病院の建設や巡回診療による医療提供、医療従事者への教育、住民への啓発による地域保健システム強化などの支援を行う。

同社はこれまでも GIFTFundなどにより、エイズや結核、マラリア、「顧みられない熱帯病」など、発展途上国に広がる感染症の制圧を目指す活動に参画してきた。