2000年10月03日
新日鐵化学、中間期・通期の単独および連結業績予想修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:新日鐵化学

 新日鐵化学は3日、2001年3月期中間期・通期の単独および連結業績予想修正を発表した。
 経常利益では、主として東南アジアの旺盛な需要を背景とした樹脂関連海外子会社の収益拡大により、連結の中間期および通期で増益を見込む。
 当期純利益では、保有する「その他有価証券」について、2001年度から適用を予定していた所謂時価主義会計を、当中間期から前倒し適用する。これにより、日本公認会計士協会会計制度委員会報告書第14号の「金融商品会計に関する実務指数」(中間報告)に従い、保有している「その他有価証券」全額を時価に評価替えする。このうち、減損会計に対応する分について、当中間期の特別損失に計上するため、連結・単独の中間期および通期の当期純利益を下方修正する。
 なお、中間期および通期における連結の当期純利益の修正には、子会社の新日化ロックウールの構造改善費用12億円が含まれており、単独では構造支援に伴う特別損失16億円が含まれている。
 修正値は下記の通り。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 90,000(90,000)- -
◇経常利益 1,000(1,000)- -
◇当期純利益 3,000(5,000)△2,000 △40.0

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 190,000(185,000)5,000 2.7
◇経常利益 4,000(4,000)- -
◇当期純利益 2,500(4,000)△1,500 △37.5

[2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 135,000(130,000)5,000 3.8
◇経常利益 1,500(1,000)500 50.0
◇当期純利益 2,000(3,000)△1,000 △33.3

[2001年(平成13年)3月期通期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 280,000(265,000)15,000 5.7
◇経常利益 6,500(6,000)500 8.3
◇当期純利益 2,500(3,000)△500 △16.7