2015年10月20日 |
デンカと米KEW、日本人のがん遺伝子変異調査 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカ(前電気化学工業)は20日、米国KEWグループ(本社:米国マサチューセッツ州)と連携し、KEWが開発した解析システム「CancerPlex」を用いて、日本人がん患者を対象にがん遺伝子変異調査を開始したと発表した。 調査は今年6月から新潟大学の協力を得て開始した。 「CancerPlex」とは、次世代型シーケンサー(遺伝子の塩基配列読み取り装置)と、バイオインフォマティクス(生命情報科学)技術による最新のゲノム遺伝子検査システムで、400以上のがん遺伝子に着目して詳細、迅速に固形がんの遺伝子変異を解析することができる。 一人ひとりのがん遺伝子変異を解析し治療につなげるという同システムのアプローチは今後の有望な次世代医療にの1つとして期待される。デンカグループとKEWは、今回の共同調査を通じて日本だけでなく世界のがん患者に有益な情報を提供し、次世代医療を形にしていきたいとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1445324415.pdf |