2015年10月22日 |
ハネウェル、温室効果ガス削減へ 低GWP製品群拡大 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:ハネウェル |
ハネウェル・ジャパン(本社:東京都港区、木下靖博社長)は22日、米国ホワイトハウスで15日に開催された、地球温暖化防止に関するイベントで、ハネウェル社の低地球温暖化係数(GWP)製品群が世界的な採用の増加により、2025年までに4億7500万トンCO2相当の地球温室効果ガスの削減に寄与すると発表し、好評を得たと発表した。この量は自動車1億台が1年間に排出するCO2量に相当する。 同社が発表した削減予測量は、昨年発表した予測量に比べ36%向上した。さらに冷房機器向け冷媒や、エアゾール向け噴射剤として使用されるハイドロフルオロカーボン類(HFC)の生産量を削減していく方針だ。同社は低GWPソリューションである「Solstice」(商品名)製品群の生産施設を新たに米国内に2カ所開設する。 ハネウェルは、2014年9月に低GWPの冷媒、断熱材用発泡剤、エアゾール用噴射剤および溶剤製品の生産量を拡大し、2020年までにHFC類(代替フロン)の生産量をCO2相当排出量ベースで50%の削減をめざす方針を発表した。 過去1年間に世界で出荷されたSolstice低GWP製品群は、1000万トンCO2排出量相当のHFC類の置き換えを実現した。 引き続き低GWP製品群の開発、拡大に注力する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1445476191.doc |