2015年10月26日
製薬協、中医協の「費用対効果評価」に見解
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本製薬工業協会

日本製薬工業協会は26日、中央社会保険医療協議会(中医協)で2016年度からの試行的導入について議論が進められていることに対する見解を発表した。

その中で、現行制度(医薬品承認制度及び薬価基準制度)で適正に評価されている医薬品の価値が、費用対効果評価の導入によって損なわれないよう求めている。同時に「現行の皆保険・保険償還制度、薬価基準制度の基本的考え方・骨格を維持すること」、「三大前提(イノベーションの阻害、患者のアクセス制限、ドラッグ・ラグの助長につながらないこと)が守られること」「製薬産業界の議論への参画、意見・要望を反映し得る機会を十分に確保すること」を求めている。