2015年10月26日
帝人グループのソーラーカー、世界大会で準優勝
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は26日、帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックス及びジーエイチクラフトが設計・製作を支援し、豪州での世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン ワールド ソーラー チャレンジ2015」に参戦していた工学院大学のソーラーカー「OWL」がクルーザークラスで準優勝したと発表した。

「OWL」には、東邦テナックスとサカイオーベックスが共同開発した成形厚0・06mmという極薄・超軽量の炭素繊維織物が使用された。また、ジーエイチクラフトは、工学院大学の学生主体で取り組んだ車体の設計・製作を全面的に支援した。

帝人グループでは、東邦テナックスとジーエイチクラフトによる熱硬化性CFRP(炭素繊維複合材料)や、熱可塑性CFRPの研究開発をさらに加速する方針だ。