2015年10月27日

日産化学、ヤクルトに血小板増加薬実施権

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：日産化学

日産化学工業は27日、同社が創製した新規血小板増加薬NIP-022の共同開発及び実施権許諾契約をヤクルト本社（本社：東京都港区、根岸孝成社長）と締結したと発表した。 同契約により、ヤクルトは同剤の国内での開発・販売独占権を取得し、日産化学はヤクルトから一時金、マイルストーンおよびロイヤリティを受ける。 今後、ヤクルト本社は同剤の臨床試験開始に向けて準備を進める一方、日産化学は原薬の開発・製造などを担い、両者が共同して同剤の開発を進める。 NIP-022は、日産化学が創製した経口投与が可能な低分子化合物で、造血因子であるトロンボポエチンの受容体を活性化することにより血小板を増加させる。これまで、臨床第1相試験で、安全性と有効性（血小板増加作用）を確認している。 ニュースリリース参照 http://www.nissanchem.co.jp/news_relese/news/n2015_10_27.pdf