2015年10月27日
BS、米国大手自動車用品小売りチェーン買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ブリヂストン

ブリヂストン(BS)は、完全子会社であるブリヂストン アメリカ(BSA)と、米国でタイヤ販売などを行っている大手自動車用品小売りチェーンのペップ ボーイズ社は、BSAの完全子会社であるブリヂストン リテール オペレーションズ エルエルシー(BSRO)が、ペップ ボーイズ社と同社を買収する最終契約を締結したと発表した。

この契約に基づき、BSROは今後、ペップ ボーイズ社の株式を1株当たり現金15ドル、株式買収総額約8億3500万ドル(約1002億円)で取得する手続きを開始することになった。今回の買収手続きは、株式公開買い付け等により、2016年初に終了する見通し。

BSの米国完全子会社であるBSROは、「ファイアストン コンプリート オートケア」などのブランドで、全米に約2200店舗以上の自動車タイヤ販売、自動車整備・補修及び自動車用品の販売を行う小売り店を運営している。また、1921年創業のペップ ボーイズ社は、米国における自動車アフターマーケット大手で、自動車タイヤの販売、整備・補修及び自動車用品を販売する小売店を米国35州とプエルトリコに800店舗以上を展開している。

今回のペップ ボーイズ社買収により、同社の小売店網がBSグループに加わり、BSROが運営する小売店網は約35%拡大する見通しである。