2015年10月28日
理研、研究活動を紹介する「科学講演会2015」開催
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所は、研究活動を紹介する「理研 科学講演会2015」を11月15日14時に東京都千代田区の丸ビルホールで開催する。参加費は無料。対象は、一般・高校生・大学生で、定員は400人。

科学講演会は今年、第37回を迎えるが、今回は「理研百年へ/科学の力」をテーマに実施する。水を主原料とするプラスチック代替材料「アクアマテリアル」の開発、実用化を目指す人工細胞による「がんワクチン」、世界最短波長を誇るX線自由電子レーザー施設「SACLA」の技術開発を紹介する。

具体的には、「アクアマテリアル:ほとんど水でできた、究極のエコ材料」(石田康博・創発物性科学研究センター創発生体関連ソフトマター研究チームリーダー)、「がんに立ち向かう免疫へかじ取りをする新しい薬を創る」(藤井真一郎・統合生命医科学研究センター免疫細胞治療研究開発チームリーダー)、「未来をひらく新しい光/X線自由電子レーザーSACLA」(矢橋牧名・放射光科学総合研究センタービームライン研究開発グループディレクター)の3件の講演が行われる。

参加申し込み締め切りは、11月9日。
問い合わせ先は、理化学研究所広報室(TEL:048-467-9954)。