2015年10月29日
久しぶりに「日中化学産業会議」開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会、日本化学工業協会
久しぶりの日中会議でにぎわう会場

中国からCPCIF(中国石油・化学工業連合会)の趙俊貴副会長を団長とする化学工業代表35人が来日し、29日、都内のホテルで日化協・石化協と合同の「日中化学産業会議」が開催された。化学業界の日中交流会議や政府間の政策対話は以前はよく行われていたが、5~6年前からは途絶えたままになっていた。

今年6月、ICCA(国際化学工業協議会)コロラド大会に出席した日化協の小林喜光会長(三菱ケミカルホールディングス会長)が、中国側代表に呼びかけ、久しぶりに開催が実現した。

日化協は小林会長をはじめ十倉、石村、菅原各副会長ら、石化協も副会長の淡輪、松本、小柴各氏ら各社首脳が総出で出迎えた。

日化協と石化協とのコラボレーションによる中国化学業界代表との会議は今回が初めて。
会議のスケジュールは2日間で、初日の29日は両国の化学産業の現状や見通しがテーマ。終了後記者会見。30日は(1)自動車の軽量化(2)化学品管理規制および環境規制を中心に意見交換する予定だ。