2015年11月02日 |
田辺三菱のメディカゴ社、エボラ抗体カナダ政府向けも作製へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は、連結子会社のメディカゴ社(本社・カナダ・ケベック市)が、カナダ政府傘下のカナダ公衆衛生庁(PHAC)との間で、エボラ抗体の作製に関する契約を締結したと30日発表した。 国際社会に大きな脅威となるエボラ出血熱は、有効な治療法や医薬品などがまだ確立されていない。 メディカゴ社は今年2月、米国保健福祉省傘下のBARDAと契約締結し、西アフリカで流行したエボラ出血熱(ザイール菌)に対する抗体開発に着手した。メディカゴ社が独自の植物タンパク質抽出、精製技術を用いて価格中だ。。 今回メデイカゴ社は、新たにカナダ政府との間でも将来の流行に備えてエボラ抗体(スーダン株)を作製することにした。2016年7月を目標にPHACに納入する予定だ。 |