2015年11月02日
第一三共のTGCT治療薬に米FDA「画期的治療薬」指定
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は2日、米国子会社の第一三共(本社:ニュージャージー州)とPlexxikon社(本社:カリフォルニア州)が欧米で開発中の骨髄膜巨細胞腫(TGCT)の治療に対する経口CSF‐1阻害剤PLX3397を米国FDAが「画期的治療薬」に指定したと発表した。

「画期的治療薬」指定とは、重篤な疾患を有する患者がいち早く最新の治療を受けられるよう、薬剤の開発と審査を早めるために定められた制度。現在、TGCTの治療に対して、FDAの承認を受けた全身療法はない。