2015年11月04日 |
日中韓「化学物資政策ダイアローグ」南京で開催 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省によると、第9回「日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ」(化学物質政策ダイアローグ)が11月9日から11日まで、中国・南京市で開催される。 “日中韓の環境協力”とも言われる同ダイアローグは、2006年の日中韓環境大臣会合(TEMM8)合意(化学物質管理に関する政策や規制に関する情報交換の推進)を受けてスタートしたもので、昨年11月の韓国・済州島での開催に続き9回目となる。 今回ダイアローグでは、日中韓の政策・規制の最新情報、生態毒性試験に関する日中韓共同研究等について政府関係者、専門家等による情報交換を行うとともに、化学物質管理政策に関する公開セミナーを開催する予定となっている。 11月9日は「日中韓の化学物質管理に関する専門家会合」(非公開)を開催。魚類急性毒性試験に関する日中韓共同研究および、既存化学物質のリスク評価のあり方や技術的手法について意見交換する。 10日は「政府事務レベル会合」で、化学物質管理政策に関する情報交換、既存化学物質のリスク管理に関する国際動向への対応や、水銀管理問題、今後の化学物質政策ダイアローグにおける協力などについて話し合う。 11日は「日中韓の化学物質管理政策に関する公開セミナー」(中国環境保護部主催)を開催する。日中韓それぞれが化学物質管理政策、法令・運用の最新情報について講演する。前回は約200人の参加者があった。 |