2015年11月04日
三井化学アグロ、新規水稲用殺菌剤 5剤発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学アグロ

三井化学アグロ(本社:東京都中央区、谷和功社長)は4日、北興化学工業とともに来年3月から新規水稲用殺菌剤5剤を発売すると発表した。

イネいもち病菌に対して高い防除効果を有する化合物「トルプロカルブ」を含むという特長がある。2005年から社内試験、2010年からは全国規模の公式試験によって安定した効果を示すことを確認した。今年年9月に農水省の農薬登録を取得。

5剤とは(1)水稲本田湛水散布で、いもち病防除に効果のある「サンブラス粒剤」「ゴウケツ粒剤」、(2)同じ散布方法でいもち病のほか、ウンカ類、ツマグロヨコバイの防除にも適する「ガッツスター粒剤」「ゴウケツモンスター粒剤」、(3)水稲育苗箱施用剤で、いもち病のほか、もみ枯細菌病、ウンカ類、ツマグロヨコバイなどを対象病害虫とする「サントリプル箱粒剤」の5品種。いずれも有効成分として3.0%~4.0%の「トルプロカルブ」を含む。
なお、ゴウケツとモンスターは、北興化学工業の登録商標。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1446624256.pdf