2015年11月10日 |
林野庁、「福島の森林・林業再生に向けたシンポ」開催 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省・林野庁は、「福島の森林・林業再生に向けたシンポジウム」を11月28日13時に福島県郡山市の郡山市役所で開催する。参加費は無料。定員は200人(定員を超えた場合は抽選)。 林野庁は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の影響から、森林・林業の再生を図るため、森林内の放射性物質の動態や森林の効果的・効率的な除染技術の開発などを進めているが、これまでの取り組みで得られた知見や成果を広く伝えることを目標にしたシンポジウムを開催することにした。 シンポジウムのテーマは、「復興・再生を目指して/放射性物質の現状と森林・林業の再生」。 基調講演を皆川芳嗣・前農林水産事務次官が「福島の森林・林業再生に向けた想い」をテーマに行う。福島県から「福島県の森林・林業再生の取り組み」をテーマにした報告。また、研究報告として「放射性物質の環境中での挙動とその影響/特徴と展望」、「森林の放射性セシウム分布の現状と今後の推移」が報告される。 活動事例として「福島の林業の最前線で働く/新人1年目の現場奮闘記」、「再び福島県のオガ粉による菌床シイタケ生産を目指して」、「新しいデザインと職人の力/福島からかみなだをつくる」の3件が報告される。 参加申し込み締め切りは、11月12日。 問い合わせ先は、全国林業改良普及協会(TEL:03-3583-8464) |