2015年11月10日 |
デンカ、植物栽培システム販売事業参入へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは10日、先進農業技術を用いた植物栽培システムの販売事業に新規参入すると発表した。 従来は肥料の製造販売を通じて農業と関わってきたが、創業100周年を迎えて、事業領域拡大をめざす。 新たに取り組むのは「フィルム農法」として注目されている栽培システム。メビオール社(本社:神奈川県平塚市、森有一社長)が開発した、親水性のハイドロゲル膜による「アイメック フィルム」(商品名)の上に作物を植えて育成する世界初技術。 一般的な土耕栽培や水耕栽培に比べて、農薬の使用量を抑制でき、生育のばらつきが少ない。このため管理が簡便で、環境に優しいなどの特長がある。デンカ提携先のトマト農園では、収穫されたトマトが高糖度になるとのデータも得た。 デンカはメビオール社との間で同栽培システムに関する業務提携契約を締結、今年11月から販売開始する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1447138632.pdf |