2015年11月12日 |
出光と昭シェル、経営統合で基本合意書締結 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産、昭和シェル石油 |
出光興産と昭和シェル石油の両社は12日、経営統合に関する基本合意書を締結したと発表した。両社は今年7月から対等の精神に基づく経営統合を行うことで合意し具体的な協議に入っていたが、今回、「両社の本社所在地でない場所に本社を置く」「統合5年後に年間500億円のシナジー確保を目指す」など、統合後のあり方についても考え方が一致した。 ■基本合意の概要 (1)統合の方式 :合併を基本方針とし、商号は協議して決める。 (2)本社所在地 :発足日または統合後早期に両社の本社所在地でない場所に本社を置く。 (3)コーポレート・ガバナンス :独立した社外取締役を2名以上選任するなど、コーポレート・ガバナンス・コードで提示されている考え方を積極的に採用する。 (4)取締役の構成 :代表取締役および業務執行取締役は両社から同数ずつ指名する。 (5)ブランドについて :一定期間経過後は「新ブランド」を用いることを積極的に検討する。 (6)経営体制 :両社の社長を共同委員長とする統合検討委員会を組織する。 (7)シナジー :統合5年目に総額500億円(年間)確保をめざし、需給・生産計画の最適化、物流最適化、販売・間接部門の効率化を図る。 ニュースリリース参照 http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2015/151112.pdf |